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Monograph — 鎮咳去痰薬

エスエスブロン錠

ジヒドロコデインリン酸塩・dl-メチルエフェドリン塩酸塩・クロルフェニラミンマレイン酸塩・無水カフェイン配合剤

SS Bron Tablets

鎮咳去痰薬 指定第2類医薬品 12才未満は服用しない C18H26NO7P

ジヒドロコデインリン酸塩・dl-メチルエフェドリン塩酸塩・クロルフェニラミンマレイン酸塩・無水カフェインを配合した鎮咳去痰薬。せきをしずめ、たんの排出をうながします。

Overdose 過量服用時の反応を読む

製造販売元・販売元(情報源記載時点): エスエス製薬株式会社

エスエスブロン錠の商品写真
商品画像: エスエス製薬「エスエスブロン錠」製品情報

作用のしくみ

ジヒドロコデインリン酸塩がせき中枢に作用してせきをしずめ、dl-メチルエフェドリン塩酸塩が気管支を広げて呼吸を楽にします。クロルフェニラミンマレイン酸塩がアレルギー症状を抑え、無水カフェインがこれらの作用を助ける構成です。

効能・効果

添付文書の「効能・効果」に基づく記載です。

  • せき、たん

成分

添付文書の「成分・分量」に基づく記載です。

成分 含有量 備考
ジヒドロコデインリン酸塩 12錠中 30mg 鎮咳成分
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 12錠中 50mg 気管支拡張・鎮咳成分
クロルフェニラミンマレイン酸塩 12錠中 8mg 抗ヒスタミン成分
無水カフェイン 12錠中 90mg 配合成分

化学情報

有効成分の分子式・分子量・IUPAC名。構造式は PubChem(NIH)の 2D 構造式を利用しています。

ジヒドロコデインリン酸塩の構造式

ジヒドロコデインリン酸塩

化学式(分子式)
C18H26NO7P
分子量
399.4
IUPAC名
(4R,4aR,7S,7aR,12bS)-9-methoxy-3-methyl-2,4,4a,5,6,7,7a,13-octahydro-1H-4,12-methanobenzofuro[3,2-e]isoquinolin-7-ol;phosphoric acid
出典: PubChem(NIH) (CID 5493302)
クロルフェニラミンマレイン酸塩の構造式

クロルフェニラミンマレイン酸塩

化学式(分子式)
C20H23ClN2O4
分子量
390.9
IUPAC名
(Z)-but-2-enedioic acid;3-(4-chlorophenyl)-N,N-dimethyl-3-pyridin-2-ylpropan-1-amine
出典: PubChem(NIH) (CID 5281068)

用法・用量

添付文書に記載された、通常の使い方です。

成人(15才以上): 1回4錠、1日3回、水またはぬるま湯で服用してください。12〜14才: 1回2錠、1日3回。服用間隔は4時間以上あけてください。12才未満は服用しないでください。

  • 用法・用量を厳守してください。
  • 12〜14才に服用させる場合は、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
  • 5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。

副作用

通常の用量でも現れることがある副作用と、まれに起こる重篤な副作用です。

Common

  • 皮膚: 発疹・発赤、かゆみ
  • 消化器: 吐き気・嘔吐、食欲不振
  • 精神神経系: めまい
  • 泌尿器: 排尿困難
  • その他(持続・増強時は中止・相談): 便秘、口のかわき、眠気

Serious

まれに起こる重篤な副作用

次のような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、医師・薬剤師に相談してください。

  • 再生不良性貧血
  • 無顆粒球症
  • 呼吸抑制

過量服用時の反応

決められた量より多く飲んだときに、体に現れうる反応です。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

強い眠気、ふらつき、動悸、口の渇きなど。幻覚や呼吸が浅くなるなど、重い反応が現れることもあります。

エスエスブロン錠を多く飲んだときに現れうる反応を、時期と重さの目安ごとに並べています。反応の出方には個人差があり、この順番どおりに進むとは限りません。

  1. PHASE 01

    はじめ

    • 強い眠気
    • ふわふわする
    • めまい
    • ふらつき
    • 吐き気
    • 口のかわき
    • 便秘
    • 尿が出にくい
  2. PHASE 02

    強くなると

    • 動悸
    • 血圧上昇
    • 頭痛
    • 興奮
    • 幻覚
    • けいれん
  3. PHASE 03

    重くなると

    • 呼吸が浅い・遅い
    • 意識がもうろうとする
    • 昏睡

注意

ジヒドロコデイン(麻薬性の鎮咳成分)を含みます。呼吸が浅い、呼びかけに反応が鈍いときは、ためらわず119番へ。

反応の出方は、飲んだ量・体質・そのときの体調、一緒に飲んだものによって変わります。量だけで危険度は決まりません。症状がなくても、時間がたってから悪化することがあります。緊急時は119番、または中毒110番(072-727-2499 / 029-852-9999)へ。

Sources / 出典

過量服用時の反応は、各薬の添付文書、医療用医薬品の添付文書の「過量投与」項、厚生労働省・日本中毒情報センターの公開情報をもとに、一般向けの言葉に言い換えたものです。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

飲み合わせ

添付文書の「してはいけないこと」「併用注意」に基づく主な相互作用です。

併用するもの 内容 区分
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等) 本剤を服用している間は使用しないこと(添付文書「してはいけないこと」)。 使用しない

上記は主なものです。他の薬(処方薬を含む)と併用する場合は、必ず医師・薬剤師に相談してください。

注意事項

  • 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください(眠気等があらわれることがあります)。
  • 授乳中の方は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
  • 過量服用・長期連用しないでください。
  • 心臓病、高血圧、糖尿病、緑内障、甲状腺機能障害、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症の診断を受けた方、高熱・排尿困難のある方、妊婦・高齢者などは、服用前に医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。
  • 12才未満は服用しないでください。

情報源

このページの記載は、以下の一次情報のみに基づきます。情報の検証日: 2026-10-28

  1. 01
    エスエスブロン錠 一般用医薬品情報(添付文書) — KEGG MEDICUS(京都大学 Bioinformatics Center)
  2. 02
  3. 03
    エスエスブロン錠 添付文書(PDF) — PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)

過量服用時の反応の出典は、上の「過量服用時の反応」セクション内にまとめています。