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Monograph — 胃腸薬(H2ブロッカー)

ガスター10

ファモチジン(Famotidine)

Gaster 10

胃腸薬(H2ブロッカー) 第2類医薬品 15歳未満は服用しない C8H15N7O2S3

ファモチジンを有効成分とするH2ブロッカー配合の胃腸薬。胃酸の分泌を抑える作用で、胃痛・胸やけなどに用いられます。

Overdose 過量服用時の反応を読む

製造販売元・販売元(情報源記載時点): 第一三共ヘルスケア株式会社

ガスター10の商品写真
商品画像: 第一三共ヘルスケア「ガスター10」製品情報

作用のしくみ

ファモチジンはH2受容体遮断薬(H2ブロッカー)で、胃酸の分泌を促すヒスタミンのH2受容体を胃壁で遮断することにより、胃酸の分泌を抑えます。これにより胃痛・胸やけ・もたれ・むかつきの症状を改善します。

効能・効果

添付文書の「効能・効果」に基づく記載です。

  • 胃痛、胸やけ、もたれ、むかつき

成分

添付文書の「成分・分量」に基づく記載です。

成分 含有量 備考
ファモチジン 1錠中 10mg —

化学情報

有効成分の分子式・分子量・IUPAC名。構造式は PubChem(NIH)の 2D 構造式を利用しています。

用法・用量

添付文書に記載された、通常の使い方です。

成人(15歳以上): 1回1錠(ファモチジンとして10mg)、1日2回まで。2回目の服用は8時間以上あけてください。15歳未満は服用しないでください。(ガスター10S錠は口中で溶かして服用することもできます。)

  • 2週間を超えて服用しないでください。
  • 3日間ほど服用しても症状がよくならない場合は医師・薬剤師に相談してください。

副作用

通常の用量でも現れることがある副作用と、まれに起こる重篤な副作用です。

Common

  • 便秘、下痢
  • 発疹
  • 頭痛

過量服用時の反応

決められた量より多く飲んだときに、体に現れうる反応です。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

主に便秘、下痢、頭痛など。高齢者や腎臓の機能が低下している人では、意識がぼんやりすることがあります。

ガスター10を多く飲んだときに現れうる反応を、時期と重さの目安ごとに並べています。反応の出方には個人差があり、この順番どおりに進むとは限りません。

  1. PHASE 01

    現れやすい

    • 便秘
    • 下痢
    • 頭痛
    • 吐き気
    • めまい
  2. PHASE 02

    注意したい

    • 眠気
    • 動悸
    • 意識がぼんやりする
    • 落ち着かない
    • 幻覚(高齢者・腎機能低下時)

注意

症状が軽くても、いつもと違うと感じたら相談してください。高齢者や腎臓に持病がある方は、特に注意が必要です。

反応の出方は、飲んだ量・体質・そのときの体調、一緒に飲んだものによって変わります。量だけで危険度は決まりません。症状がなくても、時間がたってから悪化することがあります。緊急時は119番、または中毒110番(072-727-2499 / 029-852-9999)へ。

Sources / 出典

過量服用時の反応は、各薬の添付文書、医療用医薬品の添付文書の「過量投与」項、厚生労働省・日本中毒情報センターの公開情報をもとに、一般向けの言葉に言い換えたものです。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

飲み合わせ

添付文書の「してはいけないこと」「併用注意」に基づく主な相互作用です。

併用するもの 内容 区分
イトラコナゾールなどのアゾール系抗真菌薬(経口) 併用注意: 本剤の胃酸分泌抑制作用により、併用薬の経口吸収が低下し血中濃度が下がる可能性があります(医療用ガスターの添付文書に基づく情報)。 併用注意
他の胃腸薬(ファモチジン等のH2ブロッカー含有薬を含む) 成分の重複により副作用のリスクが高まるため、重複服用を避けてください。 併用注意

上記は主なものです。他の薬(処方薬を含む)と併用する場合は、必ず医師・薬剤師に相談してください。

注意事項

  • 「1回1錠・1日2回まで・8時間以上の間隔」を厳守してください。
  • 2週間を超えて服用しないでください。
  • 胃がん等の重い疾患の可能性がある症状の場合は、医師の診察を受けてください(添付文書「相談すること」をご確認ください)。

情報源

このページの記載は、以下の一次情報のみに基づきます。情報の検証日: 2026-10-26

  1. 01
    ガスター10S錠 添付文書(PDF) — 第一三共ヘルスケア
  2. 03
    ガスターD錠 添付文書(医療用・参考) — KEGG MEDICUS(京都大学 Bioinformatics Center)

過量服用時の反応の出典は、上の「過量服用時の反応」セクション内にまとめています。