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Monograph — アレルギー用薬(鼻炎用内服薬)

新コンタック鼻炎Z

セチリジン塩酸塩(Cetirizine hydrochloride)

New Contac Rhinitis Z

アレルギー用薬(鼻炎用内服薬) 第2類医薬品 15歳未満は服用しない C21H27Cl3N2O3

セチリジン塩酸塩を医療用と同用量(10mg)配合したアレルギー専用鼻炎薬。就寝前に1日1回1錠服用することで、すぐれた効果が持続するよう設計されています。

Overdose 過量服用時の反応を読む

製造販売元・販売元(情報源記載時点): アルフレッサファーマ株式会社(販売会社: Haleonジャパン株式会社)

新コンタック鼻炎Zの商品写真
商品画像: Haleon「コンタック」公式サイト

作用のしくみ

セチリジンは第2世代抗ヒスタミン成分で、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンがH1受容体に結合するのを選択的に阻害します。作用が長く続くため、就寝前に1回服用することで翌日まで効果が持続するよう設計されています。

効能・効果

添付文書の「効能・効果」に基づく記載です。

  • 花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和: くしゃみ、鼻水、鼻づまり

成分

添付文書の「成分・分量」に基づく記載です。

成分 含有量 備考
セチリジン塩酸塩 1錠中 10mg 有効成分(第2世代抗ヒスタミン薬)

化学情報

有効成分の分子式・分子量・IUPAC名。構造式は PubChem(NIH)の 2D 構造式を利用しています。

セチリジン塩酸塩の構造式

セチリジン塩酸塩

化学式(分子式)
C21H27Cl3N2O3
分子量
461.8
IUPAC名
2-[2-[4-[(4-chlorophenyl)-phenylmethyl]piperazin-1-yl]ethoxy]acetic acid;dihydrochloride
出典: PubChem(NIH) (CID 55182)

用法・用量

添付文書に記載された、通常の使い方です。

成人(15歳以上): 1回1錠、1日1回、就寝前に服用してください。15歳未満は服用しないでください。

  • 定められた用法・用量を厳守してください。
  • 花粉など季節性アレルギー性鼻炎の症状には、花粉飛散期に入って症状が出始めたら、症状の軽い早い時期から服用すると効果的です。
  • 1週間服用しても症状の改善がみられない場合、または症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。
  • PTPシートから取り出して服用してください(シートのまま飲み込むと、食道粘膜に突き刺さる事故につながります)。

副作用

通常の用量でも現れることがある副作用と、まれに起こる重篤な副作用です。

Common

  • 精神神経系: 倦怠感、頭痛、頭重感、ふらふら感、しびれ感、めまい、浮遊感、不眠、ふるえ、抑うつ、自殺願望、興奮、攻撃性、無力感、知覚異常、幻覚、意志に反する体の動き、意識消失、健忘、悪夢
  • 消化器: 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、消化不良、腹痛、腹部不快感、胃痛、口唇炎、口唇の乾燥感、味覚異常、口内炎、腹部膨満感、食欲亢進、舌のはれ
  • 循環器: 動悸、血圧上昇、不整脈
  • 皮膚: 発疹・発赤、じんましん、むくみ、かぶれ、かゆみ、水ぶくれ
  • 目: 充血、かすみ、異常な眼球の動き、まぶたのはれ
  • 呼吸器: 息苦しさ、せき
  • 泌尿器: 尿蛋白、尿糖、頻尿、血尿、排尿困難、尿失禁
  • その他: 耳なり、月経異常、胸痛、ほてり、関節痛、手足のこわばり、嗅覚異常、鼻出血、脱毛、体重増加、筋肉痛、発熱
  • その他(持続・増強時は中止・相談): 口のかわき、便秘、下痢、眠気

Serious

まれに起こる重篤な副作用

次のような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、医師・薬剤師に相談してください。

  • ショック(アナフィラキシー)
  • けいれん
  • 肝機能障害
  • 血小板減少

過量服用時の反応

決められた量より多く飲んだときに、体に現れうる反応です。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

眠気、だるさ、ふらつき、口の渇きなど。体がふわふわするような浮遊感が現れることもあります。

新コンタック鼻炎Zを多く飲んだときに現れうる反応を、時期と重さの目安ごとに並べています。反応の出方には個人差があり、この順番どおりに進むとは限りません。

  1. PHASE 01

    現れやすい

    • 眠気
    • だるさ
    • 口のかわき
    • 頭痛
    • めまい
    • ふらふら感
    • 浮遊感
    • 吐き気
  2. PHASE 02

    注意したい

    • 動悸
    • 血圧上昇
    • 尿が出にくい
    • 不眠
    • 興奮
    • 幻覚
    • 意識が遠のく
  3. PHASE 03

    重くなると

    • けいれん
    • 肝臓の障害

注意

眠気やふらつきが強く出ることがあります。服用後の運転や機械の操作は避けてください。

反応の出方は、飲んだ量・体質・そのときの体調、一緒に飲んだものによって変わります。量だけで危険度は決まりません。症状がなくても、時間がたってから悪化することがあります。緊急時は119番、または中毒110番(072-727-2499 / 029-852-9999)へ。

Sources / 出典

過量服用時の反応は、各薬の添付文書、医療用医薬品の添付文書の「過量投与」項、厚生労働省・日本中毒情報センターの公開情報をもとに、一般向けの言葉に言い換えたものです。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

飲み合わせ

添付文書の「してはいけないこと」「併用注意」に基づく主な相互作用です。

併用するもの 内容 区分
他のアレルギー用薬(皮膚疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む) 本剤を服用している間は使用しないこと(添付文書「してはいけないこと」)。 使用しない
抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)、テオフィリン、リトナビル、ピルシカイニド塩酸塩水和物を含有する内服薬 本剤を服用している間は使用しないこと(添付文書「してはいけないこと」)。 使用しない
アルコール(飲酒) 服用前後は飲酒しないこと(添付文書「してはいけないこと」)。 生活上の注意

上記は主なものです。他の薬(処方薬を含む)と併用する場合は、必ず医師・薬剤師に相談してください。

注意事項

  • 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください(眠気等があらわれることがあります)。
  • 授乳中の方は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
  • 腎臓病の診断を受けた方は服用しないでください。
  • 肝臓病・てんかんの診断を受けた方、けいれん発作を起こしたことがある方、妊婦・高齢者、ピペラジン誘導体(レボセチリジン、ヒドロキシジンを含む)でアレルギー症状を起こしたことがある方などは、服用前に医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。
  • 15歳未満は服用しないでください。

情報源

このページの記載は、以下の一次情報のみに基づきます。情報の検証日: 2026-10-28

  1. 01
    新コンタック鼻炎Z 一般用医薬品情報(添付文書) — KEGG MEDICUS(京都大学 Bioinformatics Center)

過量服用時の反応の出典は、上の「過量服用時の反応」セクション内にまとめています。