本文へスキップ
overdose.living

Monograph — 解熱鎮痛薬

バファリンA

アスピリン(アセチルサリチル酸、Aspirin)

Bufferin A

解熱鎮痛薬 指定第2類医薬品 15才未満は服用しない C9H8O4

アスピリン(アセチルサリチル酸)を有効成分とする解熱鎮痛薬。胃を守る成分(合成ヒドロタルサイト)を配合し、眠くなる成分を含みません。

Overdose 過量服用時の反応を読む

製造販売元・販売元(情報源記載時点): ライオン株式会社

バファリンAの商品写真
商品画像: ライオン「バファリンA」製品紹介

作用のしくみ

アスピリンはNSAIDsの一種で、痛みや熱の原因となるプロスタグランジンの生成を抑えて鎮痛・解熱作用をあらわします。バファリンAには、胃粘膜を保護する合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT)が配合されています。

効能・効果

添付文書の「効能・効果」に基づく記載です。

  • 頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・捻挫痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛。悪寒・発熱時の解熱

成分

添付文書の「成分・分量」に基づく記載です。

成分 含有量 備考
アスピリン(アセチルサリチル酸) 2錠中 660mg 解熱鎮痛成分
合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT) 2錠中 200mg 胃粘膜保護成分(制酸成分)

化学情報

有効成分の分子式・分子量・IUPAC名。構造式は PubChem(NIH)の 2D 構造式を利用しています。

用法・用量

添付文書に記載された、通常の使い方です。

成人(15才以上): 1回2錠、1日2回を限度として、なるべく空腹時をさけて服用してください。服用間隔は6時間以上あけてください。15才未満は服用しないでください。

  • 用法・用量を厳守してください。
  • PTPシートから取り出して服用してください(シートのまま飲み込むと、食道粘膜に突き刺さる事故につながります)。
  • 5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師・歯科医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。

副作用

通常の用量でも現れることがある副作用と、まれに起こる重篤な副作用です。

Common

  • 皮膚: 発疹・発赤、かゆみ、青あざができる
  • 消化器: 吐き気・嘔吐、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、胃腸出血、腹痛、下痢、血便
  • 精神神経系: めまい
  • その他: 鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、出血、発熱、のどの痛み、背中の痛み、過度の体温低下

Serious

まれに起こる重篤な副作用

次のような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、医師・薬剤師に相談してください。

  • ショック(アナフィラキシー)
  • 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症
  • アレルギー反応に伴う急性冠症候群
  • 肝機能障害
  • ぜんそく
  • 再生不良性貧血

過量服用時の反応

決められた量より多く飲んだときに、体に現れうる反応です。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

耳鳴り、めまい、吐き気などが現れやすく、量が増えると呼吸が速くなる、出血しやすいなどの重い反応につながります。

バファリンAを多く飲んだときに現れうる反応を、時期と重さの目安ごとに並べています。反応の出方には個人差があり、この順番どおりに進むとは限りません。

  1. PHASE 01

    はじめ

    • 耳鳴り
    • 聞こえにくさ
    • めまい
    • 吐き気・嘔吐
    • 胃痛
    • 胸やけ
  2. PHASE 02

    強くなると

    • 呼吸が深く速くなる
    • 発汗
    • 顔のほてり
    • 動悸
    • 出血しやすい(鼻血・歯ぐき)
    • 眠気
    • 混乱
  3. PHASE 03

    重くなると

    • けいれん
    • 意識障害
    • 腎障害

注意

耳鳴りは、体に多くのアスピリンが入っていることを示すことがあります。耳鳴りが続くときは服用を中止し、相談してください。

反応の出方は、飲んだ量・体質・そのときの体調、一緒に飲んだものによって変わります。量だけで危険度は決まりません。症状がなくても、時間がたってから悪化することがあります。緊急時は119番、または中毒110番(072-727-2499 / 029-852-9999)へ。

Sources / 出典

過量服用時の反応は、各薬の添付文書、医療用医薬品の添付文書の「過量投与」項、厚生労働省・日本中毒情報センターの公開情報をもとに、一般向けの言葉に言い換えたものです。用量(錠数)・入手方法・服用手順・併用の組み合わせは掲載していません。

飲み合わせ

添付文書の「してはいけないこと」「併用注意」に基づく主な相互作用です。

併用するもの 内容 区分
他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬 本剤を服用している間は使用しないこと(添付文書「してはいけないこと」)。 使用しない
アルコール(飲酒) 服用前後は飲酒しないこと(添付文書「してはいけないこと」)。 生活上の注意

上記は主なものです。他の薬(処方薬を含む)と併用する場合は、必ず医師・薬剤師に相談してください。

注意事項

  • 長期連続して服用しないでください。
  • なるべく空腹時をさけ、服用間隔は6時間以上あけてください。
  • 15才未満の方、出産予定日12週以内の妊婦は服用しないでください。
  • 妊婦・授乳中の方、高齢者、心臓病・腎臓病・肝臓病・胃十二指腸潰瘍の診断を受けた方などは、服用前に医師・歯科医師・薬剤師・登録販売者に相談してください。

情報源

このページの記載は、以下の一次情報のみに基づきます。情報の検証日: 2026-10-28

  1. 01
    バファリンA 一般用医薬品情報(添付文書) — KEGG MEDICUS(京都大学 Bioinformatics Center)

過量服用時の反応の出典は、上の「過量服用時の反応」セクション内にまとめています。